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「声に出して朗読されるもの」を意味します。ムハンマド預言者(彼に平安あれ)に啓示された神のご意志そのものが記されています。114章からなり、人間生活の細事にわたって網羅し、人間としての有り様を規定しています。ムハンマド預言者(彼に平安あれ)の死後、厳正な考証のもとに編集されたクルアーンは、音楽芸術の域にまで高められ、朗唱されています。 |
聖クルアーンは、言葉による啓示の記録で、全能なる神がアラビア語で、22年と5ヶ月という歳月をかけて聖なる預言者ムハンマド(彼に神の平安と祝福あれ)に示したものです(610-623 A.D)。
啓示は、ラマダーンの月に始まりました(参照:聖クルアーン 2:186)
クルアーンの全ての啓示は、毎年ラマダーンの月に、主要な天使の一人であるジブライール(ガブリエル)によって、聖なる預言者(彼に神の平安と祝福あれ)に繰り返し伝えられました。
また、聖なる預言者(彼に神の平安と祝福あれ)の人生で最後のラマダーン月には、ジブライールは、これまでに下されたクルアーンの全ての啓示を、聖なる預言者に2回繰り返して伝えました。
聖クルアーンは114の章に分けられ、これらの分割は、主題の事柄をベースに、また聖なる預言者(彼に神の平安と祝福あれ)の指示のもと分けられています。 全ての章には、名前が付けられていて、それらは、さらに節(ラクー)に分けられています。
聖クルアーンの特定の章および節の参照を示す場合、一般的にコロンによって2つの番号に分けて示されます。 例 :
(29:49) これは、29章の49節を示しています。