この世がいくら科学的に発達したとしても、精神的なやすらぎが得られないならば、人々はあまりの不安と恐怖におののき、この世界は滅亡へと向うでありましょう。その時、イスラムの信仰をもっている人であるならば、耐え、生き延びることができるでありましょう。そして、他の生きのびた人々も、イスラムのほんとうの価値を見出し、ムスリムになるでしょう。
イスラム教の未来について、アハマディアの創立者が次のように予言しています。
「これらの災難をまぬがれることができると思うか。それとも何らかの工夫や方法で自分自身を守れると思うか。もちろんできはしない。
そのうちに人間の計画は全て失敗に終わる。それらの地震がアメリカや大陸をおそう時、自分の大陸だけは安全だ、などと考えてはならない。実際のところ、より多くの苦難を経験するかもしれないのだ。
おおヨーロッパよ。おまえは無事ではない。おおアジアよ。おまえもまぬがれはしない。おお島々の住民よ。どの偽りの神もお前を救いにはこない。
私には家々が倒れ、都市が荒廃して、破壊された姿だけが見える。唯一なる神は長い間、沈黙を保ってきた。神の目の前で憎むべき行為がなされても、神は何も言わなかった。
しかし今、神はその顔に威厳と怒りを表すだろう。聴く耳のあるものは聴くがいい。ノアの時代が再びあなたたちの前に現われ、あなたたち自身の目でロトの街をおそったあの苦難の証を見ることになるであろう。
しかし幸いにも、神の怒りはそれほど急激なものではありません。
憐れみを示されるよう悔い改めなさい。神から離れていくものは生きているのではなく死んでいるのです。」